Calculation
取仕様選定用 計算表

Calculation

比重・容量・重量
Specific Gravity/Capacity/Weight

容量
L ×
比重
 =
重量 kg
重量
kg ÷
容量
L =
比重
重量
kg ÷
比重
 =
容量 L

容積・面積・円周 <丸型>
Volume/Area/Circumference <Round type>

【容積】

直径: mmφ
半径 mm ×
半径 mm ×
高さ
mm
円周率
× 3.14 =
容積 L

【面積】

直径: mmφ
半径 mm ×
半径 mm ×
円周率
3.14 =
面積

【円周】

直径: mmφ
直径率
2 ×
半径 mm ×
円周率
3.14 =
容積 mm

容積 <角型>
Volume <square type>

【容積】

1辺: mm
直径: mmφ
半径 mm ×
半径 mm ×
高さ
mm
円周率
× 3.14 =
容積 L

デニール ⇔ 重量
Denier ⇔ Weight

デニール
d
係数
÷ ( 90 × 2.54 ) ×
打込数
( 本 +
打込数
本 ) =
重量 gsm
重量
gsm
係数
× ( 90 × 2.54 ) ÷
打込数
( 本 +
打込数
本 ) =
デニール d

お悩み問題解決に役立つフレコンバッグ(FIBCs)豆知識
Trivia

フレキシブルコンテナとはPPやPEで構成されるヤーンと呼ばれる糸で縦・横と織り込まれたシートで製造・加工された柔軟で高重量を輸送できる袋です。
製品自体は軽量で折り畳みができ持ち運びし易く未使用の保管も場所を取りません。
樹脂製でありながら高重量の輸送ができ比較的安価な製品ということで大変重宝されております。
その使い勝手の良さから化学、食品、鉱物、肥料、飼料、廃材用など多種の分野で使用されております。
昨今では厳しい環境変化でコスト削減や人員不足による作業効率低下から輸送の大型化へシフトしており、今後も更に需要が高まっていくものと思われます。
安全率:5倍もしくは6倍(ただしご使用は安全使用荷重を遵守ください)
安全使用荷重:500kg~2,000kg(ご要望の重量については別途ご相談)
ポリプロピレン特性プロピレンが多数重合したもののことを言います。
樹脂の中でも軽量(比重0.9)で比較的硬く傷がつきにくく丈夫であり、耐薬品性(酸・アルカリ性に比較的に強い)に優れ成形性が良く安価で大量生産することができることから化学分野でもよく用いられています。
但し紫外線に弱い特性があり劣化しやすいがUN剤等の添加剤である程度は改善できる。
ポリエチレン特性エチレンが多数重合したもののことを言います。
ポリプロピレンに比べると重く比重は0.95です。
耐薬品性(酸・アルカリ性に比較的に強い)だけでなく対衝撃性も優れ吸水性が低く寸法安定性も優れおり成形性が良く安価に大量生産することができます。
透明で軟らかい低密度ポリエチレン、半透明で硬めの高密度ポリエチレンがあり、低密度ポリエチレンはポリ袋、高密度ポリエチレンは日用雑貨や工業用部品(歯車など)などに使用されています。
本体構成ポリプロピレン(PP)、添加剤(アンチブロッキング、可塑剤、耐候安定剤など)
投入・排出ポリエチレン(PE)、添加剤(アンチブロッキング、可塑剤、耐候安定剤など)
吊り部ポリプロピレン(PP)、添加剤(アンチブロッキング、可塑剤、耐候安定剤など)
織布の加工種類エンドレス(シームレス)、Uパネル(強度高い)、4パネル(角形状高維持)
デニール(d)糸を9000m伸ばしたときの重量(g) ※数値が高いほど高密度で丈夫
デシテックス(dtex)糸を10000m伸ばしたときの重量(g) ※数値が高いほど高密度で丈夫
打ち込み本数縦・横1インチ(2.54cm)あたりの糸の織り込み本数 ※数値が高いほど高密度で丈夫
ラミネート厚み、材質0.02mm~0.03mm PEコーティング
引張強度反の強さを測る方法として引張試験機で材料破断までの最大引張強度で表します。
単位はN(ニュートン)となります。
伸び率原反が破断する直前における最大の伸び率を計測したときのもとの長さに対する比率です。
単位は%となります。
チェーンステッチ縫製2本の糸で構成される縫い方。
本縫いのように見えるが裏が鎖状になっており、本縫いと比べ伸縮性があり糸切れ防止と強度が高い縫製方法。
オーバーロック縫製チェーンステッチの仲間であり、1本針3本糸、2本針4本糸などがある。
裁断面を包み込むように2枚の原反を縫い合わせていく縫製方法。
裁断面が表に出ないようにすることが目的。※シングル、ダブルがあり。
U字パネル加工U字型の1枚の長い原反を使用し、その両サイドに2つのパネルを縫い付けてバッグを形成。
底部の継ぎ目が少なく製品強度(耐荷重)を上げる為に選択される加工方法。
海外では標準的な規格。
4パネル加工本体4枚の原反と必要に応じ上下各1枚の計6枚で構成される。
4パネル方式は他のタイプより形状(角型)を保持するために選択される加工方法。
※隔壁仕様よりは見劣りする。 ★角維持:効果小
角維持仕様
(隔壁バッフル)
角型コンテナの形状維持のために使用されるもの。
利点:充填の際に内容物が四隅に行き渡り、輸送の際のデッドスペース解消。
積載量の増加でコスト削減。積重ねの安定性実現。 ★角維持:効果中
角維持仕様
(ネットバッフル)
角型コンテナの形状維持のために使用されるもの。
利点:充填の際に内容物がスムーズにムラなく四隅に行き渡り、時間短縮を実現。
積載量の増加でコスト削減。積重ねの安定性実現。 ★角維持:効果大
防塵仕様粉体など微粒子の内容物を輸送するための規格。内袋の使用ができない等の理由の場合に選択される。
漏れ防止を目的とし、縫製部の穴を塞ぐために使用されるフィラーコードと呼ばれるものを一緒に縫製する加工方法。
漏れ防止レベルとしてはシングル防塵(縫い目の片側のみ) -ダブル防塵(縫い目の両側) –トリプル防塵(縫い目の両側にあるフィラーコードと、縫い合わされている布の層間のフェルト/ウェビング)の3つのパターンがある。
UN仕様危険物を輸送する際に求められる国連勧告に基づいた危険物容器規格。
選定条件:
13 H 1 – 本体コーティング無し、ライナー無し
13 H 2 – 本体コーティング有り、ライナー無し
13 H 3 – 本体コーティング無し、ライナー付き
13 H 4 – 本体コーティング有り、ライナー付き
※顧客よりMSDSの提供の必要がある。
食品用規格原反裁断:超音波切断機を使用することで裁断面のホツレを防止。
縫製方法:裁断面は全て外側に出るか合わせ原反の中に入るかの方法。
金属検査:金属探知機を使用。
コニカル仕様コニカルとは円錐の意味。注入口・排出口ともに円錐形状に対応。
注入口は充填の際に安息角に沿ってスムーズに規定容量を充填できる仕様。
排出口は粘性内容物の排出に効果を発揮し、円錐形状にすることで内容物を完全に出すことが可能。
フィラーコード漏れ防止のための部材。
フレコンバッグは縫製品であり充填物が微粉の場合は内袋を使用しないと縫製穴から漏れる恐れがあるため穴を塞ぐために部材として使用される。
場合によって1ヶ所に1本~3本が使用される。

フレコンバッグ(FIBCs)に関する対応規格・証明・認証
Correspondence standard・Proof・Certification

【FIBC(フレコンバッグ)に関する対応規格・証明・認証について】

JIS Z 1651:2017…
非危険物の粉粒状貨物の輸送に用いるフレキシブルコンテナについて規定した日本産業規格。
JIS C 61340-4-4:2021…
フレキシブルコンテナの静電気的分類について規定した日本産業規格。
ISO9001…
品質マネジメントシステムに関する国際規格
ISO14001…
環境マネジメントシステムに関する国際規格
ISO22000…
食品安全マネジメントシステムに関する国際規格
※HACCPの内容を全て含み、さらにマネジメントシステムの要素が加味された国際規格
ISO45001…
労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際規格

【対応認証・証明】

BRC認証…
英国小売業協会(British Retail Consortium)が発行している食品安全のための規格
HACCPとISO9001と共通するマネジメントシステムの要素を含み、食品の安全衛生管理、法律遵守、品質管理の3点に焦点を置いています。
認証取得事業所はA~Dのランクに分けられ、厳格な審査の品質が認証機関、認証審査員に求められることから、欧米との取引では高く評価されている認証です。
BRC規格は食品安全規格のほか消費財、梱包・包装材、保管・流通等の4種類の規格が有ります。
FSSC22000証明(SGS)…
ISO 22000を追加要求事項で補強した食品安全マネジメントシステムに関する国際規格GFSI(Global Food Safety Initiative)によって、ベンチマーク規格の一つとして承認されています。
FDA証明(SGS)…
Food and Drug Administrationの略で、アメリカ食品医薬品局のことであり、食品、医薬品、医療機器、化粧品など消費者と接触がある製品について安全性の検査や違反品の取り締まりを行なっています。
アメリカで上記のような製品を取り扱う場合、FDA認証を取得する必要があります。
HACCP証明(SGS)…
Hazard Analysis and Critical Control Pointの略で、食品衛生管理の手法。
食品の原料から出荷までの各工程で可能性のある危害要因(異物混入や微生物の汚染や増殖など)を特定し管理します。
HALAL証明…
宗教と食品衛生の専門家(ハラル認証機関)がハラルかどうかの検査をしてハラル性を保証するもの。
RoHS証明…
欧州における特定有害物質使用制限を定めたもの。
改正指令では最初の指令で電気・電子製品に使用することを原則禁止されていた6物質に加え4物質が追加され、規制される物質は合計下記の10物質となりました。
SVHC(宣言書)…
Substances of Very High Concern (高懸念物質)を意味します。
REACH規則第57条に認可登録すべき物質として指定されています。
食品衛生法
(ポジティブリスト対応)…
平成30年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律により、食品用器具・容器包装について、安全性を評価した物質のみを使用可能とするポジティブリスト制度が導入され、令和2年6月1日から施行されました。
※経過措置期間:5年間(2025年5月31日まで)の適用

各種試験証明書対応(原反強度試験、製品強度試験、耐候性試験、鉛・カドミ含有試験等)

●JIS …
日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格
●IEC …
International Electrotechnical Commissionの略で、国際電気標準会議のことを示します。
電気製品の規格や測定方法を定める国際的な標準化団体

ISO9001

ISO14001

ISO22000

ISO45001

BRC認証

FSSC22000証明(SGS)

HACCP認証

HALAL認証

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